真性包茎の基本的な手術法は環状切開術
真性包茎はそのまま放置しておくと性行為が難しいというだけでなく、亀頭包皮炎や尿路感染症などの疾患を発症するリスクが高まるので、早めにクリニックで治療を受けることをおすすめします。
真性包茎の基本的な手術方法は「環状切開術」です。
真性包茎の手術方法としては、基本的な方法で日本国内の泌尿器科であれば、ほとんどのクリニックで施術を受けることができます。
真性包茎の原因となる包皮の狭い部分を直接切除し、縫合することで真性包茎を解消するという手術方法です。
この基本となる環状切開術は真性包茎であると医師が診断した場合、健康保険が適用されるので支払う金額を抑えることができます。
3万円から10万円ほどが基本ですので、金銭的な部分で手術をためらっている方も、環状切開術であればチャレンジしやすいでしょう。
ただこの手術方法は術後、数年間はツートーンカラーになってしまうというリスクがあります。
ツートーンカラーは避けたいという方は、他の手術方法を検討すると良いでしょう。
真性包茎の環状切開術以外の手術方法
真性包茎を手術で解消したい場合、安全性と仕上がり両方を兼ね備えた手術方法を選択したいなら、亀頭下環状切開法を検討してみてはいかがでしょう。
亀頭下環状切開法は環状切開術を改良した手術方法です。
なるべくツートンカラーになりにくい様に切除範囲をデザインします。
ツートーンカラーは避けたいという方におすすめです。
この他に亀頭直下法という手術方法もあります。
亀頭下の包皮から根元に向かって切除・縫合することで、縫合部は亀頭の下の環状溝と呼ばれる部分に収まるようにします。
普段の状態では傷跡が見えることはないので、他の人に包茎手術を受けたことがばれにくいのが特徴です。
ただこの手術法は他の術式と比較すると、施術を行う医師の技術によって仕上がりが大きく変わります。
熟練の技術が必要です。
場合によっては傷跡がケロイド状態になる・性感が落ちてしまうケースもあるので、この手術方法を受けるクリニックはしっかり選ぶ必要があります。
まとめ
真性包茎の手術方法として基本となるのが環状切開術です。
とてもスタンダードな手術方法で日本国内の泌尿器科であれば、多くのクリニックで施術を受けられます。
真性包茎という診断が出たら健康保険が適用されるので、治療費を抑えることが可能です。
他に真性包茎の手術方法としては環状切開術を改良した亀頭下環状切開法、亀頭直下法といった方法があります。
真性包茎の手術方法、それぞれの特徴を比較して手術方法を選ぶことが必要です。